ガントチャートは、作業ごとの期間を横棒で並べて、プロジェクトの日程をひと目で見えるようにする図です。この記事では、ガントチャートで何が分かるのか、どう作ると崩れにくいのかを説明し、無料のタスク管理アプリ Meooow のガントチャートでの具体的な操作を紹介します。

ガントチャートで分かること

  • いつ何をやるか — 作業の開始日と期日が横棒の位置と長さで分かります。
  • 締め切りの重なり — 同じ時期に棒が集中していれば、その週は忙しくなると事前に分かります。
  • 全体の終わり — いちばん右の棒が、プロジェクトの終わりの目安になります。
  • 進み具合 — 棒の中に進捗を塗っておくと、今日の線より遅れている作業が見つかります。

表やカンバンが「今の状態」を見るのに向いているのに対して、ガントチャートは「これからの日程」を見るのに向いています。

崩れにくいガントチャートの作り方

  1. 作業を分解する — 「サイトを作る」ではなく「要件をまとめる」「画面を設計する」「実装する」のように、数日〜1 週間程度で終わる単位に分けます。
  2. 期間を入れる — 開始日と期日を入れます。期日だけでなく開始日も決めると、同じ人の作業の重なりが見えます。
  3. 担当を決める — 棒ごとに担当者を決めます。同じ人の棒が重なっていたら、ずらすか分担を見直します。
  4. 余白を残す — すべてを隙間なく並べず、確認や手戻りの時間を見込んでおきます。
  5. 週 1 回は引き直す — 計画はずれるものです。遅れた作業の棒を動かし、後ろへの影響を確かめます。

Meooow のガントチャートを使う

Meooow では、チケットの表示を「ガントチャート」に切り替えるだけで、開始日と期日を持つチケットが横棒で並びます。別のツールで図を作り直す必要はありません。

見る

  • 時間スケール — 日・週・月・四半期から選べます。直近の作業は「日」、半年先までの見通しは「月」や「四半期」が見やすいです。
  • 全体表示 — 表示中のチケットの期間全体が画面に収まるように拡大率を合わせます。
  • 今日 — 今日の位置へ移動します。今日の位置には線が引かれ、日スケールでは週末の列に色が付きます。
  • 全階層表示 — 親チケットの下の子チケットまで開いて表示します。
  • 進捗 — チケットの進捗(%)が棒の中に塗られ、ツールチップでも確かめられます。

動かす

  1. 「編集」を押す。
  2. 棒をドラッグして期間ごと移動する。右端をドラッグすると期日だけを延ばせる。
  3. 日付が未設定のチケットは、ダブルクリックで日付を入れられる。
  4. 「保存」でまとめて反映する(やめるなら「キャンセル」)。

編集してから保存する方式なので、いろいろ動かして検討してから、まとめて確定できます。

絞り込みと組み合わせる

担当者やタグで絞り込めば、「Aさんの作業だけのガントチャート」「リリース 1.0 に関係する作業だけのガントチャート」を作れます。条件は保存済みビューに残しておけます。

できないこと

Meooow のガントチャートには、作業同士の依存関係を表す矢印や、マイルストーンの記号はありません。前後関係はチケットの「関連」「ブロック」で記録し、区切りの時期はプロジェクト設定の「フェーズ」(名前・開始日・終了日)で管理する、という使い方になります。依存関係を自動で計算して日程を組み直すような、本格的な工程管理が必要な場合は、専用のツールも検討してください。

まとめ

ガントチャートは「これからの日程」を見る道具です。作業を小さく分け、開始日と期日を入れ、週に一度引き直すことで、締め切りの重なりや遅れに早く気づけます。Meooow なら、チケットを登録するだけでガントチャートができあがり、ドラッグで日程を組み替えられます。

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